COPDの症状
COPDの症状
COPDの初期には、風邪などに似た下記症状が見られます。
これらは、COPD特有の症状ではないため見過ごしてしまいがちで、COPDの発見の遅れに繋がっています。
COPDのステージ分類
COPDの重傷度を示したステージ分類(病期)は、GOLDという機関によって4つに定められ、医師が治療方針を決めるための基準として世界中で使用されています。
判定は、スパイロメータという機器を使用した肺機能検査の結果によって行いますが、COPD患者は、息を吐き出しにくくなっているため1秒量(FEV1)を努力肺活量(FVC)で割った1秒率(FEV1%)の値が低くなりますが、これが70%未満となった時にCOPDと診断されます。また、病気の進行に伴い1秒量が日本人の標準的な値よりも低くなっていきます。