copd


こんな時は

万が一に備えて、症状と必要な対応策をまとめました。
 
救急車

    ●以下の場合、生命の危険があります。直ぐ119番に電話または救急サービス呼んでください。

  • 呼吸停止
  • 中度から重度の呼吸困難が発症している
  • 重度の胸痛が発症している、又は、急激に胸痛が悪化する

 

    ●以下の症状が出た場合は、急性増悪が発生している可能性がありますので直ぐ医師に連絡
      又は、救急センターに行ってださい。

  • 咳とともに0.5 カップ (120 mL)またはそれ以上の血が出る
  • 息切れ、又は、喘鳴が急激に悪化する
  • 新しい痛みの胸痛がある
  • 咳が深くなる、或いは、頻繁に発生し、痰の量および色変化する
  • 脚または腹部が浮腫む
  • 高熱(38.3度以上)がある
  • インフルエンザらしき症状が発症する
  • 症状(咳、痰、および/または息切れ)が急激に悪化する

 

    ●以下の場合は、すぐに治療の必要があります。直ぐ医師に連絡しアポイントメントを取ってください。

  • 治療薬が効かなくなってきている
  • 徐々に症状が悪化してきており、最近、医師の診察を受けていない
  • 風邪を引いていて 2~3日以上熱が続いている
  • 息切れが発症し、悪化してきている
  • 咳が悪化し、7~10日以上続いている
  • COPDと診断されてはいないが、喫煙歴がありCOPDの症状がある。(COPD発症の可能性)
  • 咳と一緒に血がでる(量を問わず)

 

    ●COPDと診断された場合は、以下について医師と話し合ってください。

  • 禁煙について
  • 毎年のインフルエンザの予防接種について
  • 肺炎の予防接種について。
  • (通常は1回の接種のみですが、1回目の予防接種を受けた時の年齢が65歳以下であった場合、 医師は2回目の予防接種を推奨する場合があります。2回目の予防接種が必要か医師と話し合ってください。)
     

  • 肺のリハビリテーションやエクササイズプログラムについて
  • 必要な治療薬や治療方法について

 

    ●以下の場合は、呼吸器科の専門医との面談をしてください。

  • COPDの症状と類似した他の病気がある場合
  • 通常のCOPD患者には見られない症状がある場合
  • 50歳以下、または喫煙経験が全く無いか短い場合
  • 突然の急な息切れの為、頻繁に病院に行かなければならない場合
  • 長期酸素療法またはコルチコステロイド治療が必要な場合
  • 患者および医師が、肺移植手術または肺容量減少手術を検討している場合