information


季節に合わせたスキンケア

夏と冬、季節に合わせて正しいスキンケアを行いましょう。
 

●夏のスキンケア
夏のスキンケア
夏は汗を沢山かき、皮膚への刺激が多くなります。また虫さされや、プールの消毒液、直射日光などで肌の状態が悪化することがあります。汗はこまめに拭き取り、帽子をかぶるなど直射日光をできるだけ避け、刺激が少ないように注意します。

・シャワーや行水で汗を洗い流す(石鹸は使わない)
・虫刺され対策をする(長袖・長ズボン、虫除けスプレーなど)
・虫にさされたらかゆみ止めをつける(かゆみによる掻き壊し防止のため)
・海水浴やプールのあとは、シャワーや行水で洗い流す。
・紫外線対策をする(帽子をかぶる/日焼け止めクリームを塗る)

 

●冬のスキンケア>
冬のスキンケア
冬は空気が乾燥するため肌の乾燥もひどくなります。また、衣類の刺激でかゆみを感じることも多くなるため、こまめに肌を保湿し、乾燥しすぎないように室温調整に気をつけ、刺激の少ない衣類を選ぶようにします。

・保湿剤をこまめに塗り肌の乾燥を防ぐ(外出前後、入浴後、手を洗った後など)
・刺激の少ない衣類を選ぶ。肌に触れる部分はコットンにするなど
・部屋の温湿度に気をつける(室温や湿度を高くし過ぎない、換気をする)
・風呂の温度を高くし過ぎない(40℃未満のお風呂でゆっくりあたたまる)
・外出する時は、保湿クリームを塗る(顔や耳など外気にあたる部分に塗る)
・入浴剤の使用(保湿のため)

 

 

掻き壊し対策

アトピー性皮膚炎の悪循環の一番の原因は掻き壊しです。そして掻き壊してしまうのは「かゆみ」のためです。かゆみを減らす工夫をするとともに、掻き壊さないように手を使った遊びをしたり、かゆみから注意をそらすようにします。

・手や指を使うおもちゃで遊ぶ(積み木やパズルボックスなど)
・水遊び(水を使うことで冷やされかゆみを忘れる)※大人の監督が必要
・手遊びをする(いとまきのうたなど)
・抱っこ(関心がお母さんに向かう)
・体を使った遊びをする(肩車や飛行機など)