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アトピー性皮膚炎の検査・診断

アトピー性皮膚炎かなと思った場合には、まずは小児科、アレルギー科、皮膚科を受診しましょう。
赤ちゃんの場合、いろんな病気の症状のひとつとして発疹ができることがあるため、皮膚だけでなく全身を診てもらう必要があります。
診察の際は、発熱などの風邪の症状がないかや発育状態などと合わせて皮膚の状態を診ます。
また、アトピー性皮膚炎かどうかの診断では、湿疹や炎症の症状だけではなく、家族にアレルギー疾患があるかどうかの問診と、喘息など他にアレルギーの病気があるかどうか、また何に対して皮膚がアレルギー反応を起こしているか検査を行った上で総合的に判断されます。

アレルギー検査

アレルギー検査

●血液検査:
(検査方法)赤ちゃんの血液を4ml程度採取しアトピー素因の強さやアレルギーを起こす原因(アレルゲンを調べます。
生後まもない時期だと正しい結果が出ない可能性があるため、生後5~6ヶ月以降に受けるのが望ましい。

●皮膚テスト:
皮膚テスト

赤ちゃんの皮膚にアレルゲン液を落とし、その上から針で皮膚を軽くすか擦るかしてアレルゲン液を皮膚に浸透させ反応を見るテスト(プリックテスト、スクラッチテスト)。
生後6ヶ月未満でも可能で赤ちゃんの負担も少ない。